こんにちは。「へるしいたけ」店長の山根です。
さて、お湯戻し15分で使える新しい乾しいたけ「低温乾燥しいたけ(旨味椎茸)」ですが、「買ってみたけど、おススメのレシピってありますか?」を言うお声も多くいただきます。なので今回は、私がおすすめする低温乾燥しいたけを使った料理を5つご紹介します!
<目次>————————————————————
- 優しい味が自慢!低温乾燥しいたけのポタージュ
- 定番の味をどうぞ!筑前煮
- 旨味がギュッと詰まった低温乾燥しいたけのトマトスープ
- 干しシイタケのお鍋といえば、ピエンロー鍋
- 乾しいたけと野菜のピクルス
- 普段使いのコツは、固定観念にとらわれないこと
1.優しい味が自慢!低温乾燥しいたけのポタージュ
日常生活で自家製ポタージュなんてほとんど作りませんよね?
ましてや乾しいたけのポタージュなんて!
なかなかどうして、これ簡単な上にすんごい美味しいんです。
低温乾燥しいたけは乾しいたけ特有の旨味「グアニル酸」に加えて、昆布などに多い「グルタミン酸」も通常の2倍程度含まれています。その旨味成分が牛乳やバターとうまくマッチして、シンプルな材料なのに、香り高くて余韻が長く続くポタージュになってます。
これを初めて食べたときに「あ、乾しいたけ売っててよかった」と思ったくらい。イチおしです。お試しあれ!
2.定番の味をどうぞ!筑前煮
乾しいたけと言えば筑前煮を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
生のしいたけを購入して作られている方も多いと思いますが、本当にもったいない!!
素材の旨味とダシを最大限に生かした家庭で作れる和食の傑作だと思ってます。
3.旨味がギュッと詰まった低温乾燥しいたけのトマトスープ
トマトとしいたけという一見かみ合わなさそうな組み合わせなのですが、トマトの旨味成分って実はコンブと一緒なんです。
これにベーコンやアサリを入れていますので旨味はマシマシ。材料が多く見えますが、トマト以外はお好みの野菜を使っていただければよいなと思っています。ウチでは多めに作って、何食かに分けて食べてます。
4.乾しいたけのお鍋といえば!ピエンロー鍋
中国料理では乾しいたけがしょっちゅう出てくるのですが、この料理は乾しいたけの出汁をメインにした鍋料理。低温乾燥しいたけならよりマイルドな味わいですので、チャレンジしやすいと思います。こちらも素材の旨味を上手に使った、体の温まるレシピです。
5.夏の食卓に!乾しいたけと野菜のピクルス
最後にご紹介するのは夏場にもピッタリのピクルス。野菜のイメージが強いですが、低温乾燥しいたけの柔らかくも歯ごたえがある食感が加わることで、お口に楽しいピクルスができます。
6.普段使いのコツは、固定観念にとらわれないこと
ここまで紹介してきたレシピには、普段はあまりなじみのないものも含まれているかもしれません。でも、乾しいたけは他の食材にはない旨味で日常の味に彩りを与えてくれる食材。普段のお料理に使わないともったいないです。そのために加える手間はほんのちょっとでOK。
例えば、あらかじめ出汁を冷蔵庫にストックしておくとか、お料理する際に直接割り入れてみるとか…。
私なんかは普段、晩御飯の片づけが終わったら、妻が子どもを寝かしつけている間に小さい鍋を用意して、少しの昆布か煮干しと乾しいたけを割り入れて、水も適当に入れて冷蔵庫に入れておきます。そして翌朝、乾しいたけの軸だけ細かく切り、豆腐かネギを入れて火にかけ、味噌汁を作ります。慣れたらなんてことない作業なのですが、これで作った味噌汁の美味しい事。
食べることは生きること。普段の料理が美味しくなれば、日々の暮らしは充実します。低温乾燥しいたけでそんな生活に少しでも近づくならば、しいたけ屋冥利に尽きるというわけです。ぜひぜひ、お試しくださいね!